薬局で出会った憧れの存在
中学生の頃の話になりますが、風邪が長引いてしまったことがあり、薬局へお薬をもらいに行きました。そのときの薬剤師さんが親切にお薬の説明をしてくれて、病気の話だけでなく日常生活や学生生活についても話が弾んだんです。そんな経験はそれまでなかったですし、心も晴れて気持ちよく家に帰ることができたのを覚えています。家に着いてさっそく母に伝えると「これからの時代は女性も資格が必要になってくるから薬剤師になってみたら?」という一言が返ってきました。
それ以来、あの薬剤師さんが私の目標となりました。薬剤師として働いている今、近づけているかはわかりませんが改めて患者さんとの対話が大切なものだと実感しています。お薬相談の他にも患者さんの悩みごとを聞き、笑顔で帰ってもらえると私もうれしく思います。
一人の女性として考える、仕事と家庭
以前勤務していた調剤薬局でも仕事は充実していました。しかし、思うような休みが取れず、趣味の茶道や映画鑑賞を楽しむ時間があまりありませんでした。仕事と家庭の両立を考えたときに、将来のビジョンが見えにくかったんです。また、周りの薬剤師に転職する方が多く、私も他の職場を見てみたいと考えるようになったのがアルファームに入社するきっかけとなりました。
数ある薬局の中でアルファームを選んだ理由は、薬剤師がストレスなく働ける職場環境を整えていたから。残業もほとんどなく、休みも取得しやすいため、趣味や家族と過ごす時間を多くつくることができています。
ママ薬剤師にやさしい環境
病院勤務や製薬メーカー勤務がどうなのか詳しくはわかりませんが、保険調剤薬局は女性社員が多く、長く働くことができる環境といえると思います。なかでもアルファームは既婚者や子育て中の女性社員が多いため、先輩ママ目線からの理解度は高いと感じています。産前・産後休暇、育児休暇の制度はしっかりしており、復帰の際には就労時間の希望も聞いてくれます。実際に短時間勤務制度を使用している方がたくさんいますよ。
企業によっては、制度はあっても言い出しにくい雰囲気や、人員が不足していて取得できないなんてことがあるかと思います。しかし、アルファームではしっかり要望も聞き入れてくれて、育児中でも働きやすいと感じています。
「お互い様だから、しっかり体調を整えてね」
妊娠初期の頃、急に体調を崩したときに大事をとってお休みを頂くことができました。多忙な時期に申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが「お互い様だから、しっかり体調を整えてね」と快く受け入れてくれました。体だけでなく、気持ちの面でもすごく助かりました。お腹が大きくなると、重いものを持つ、高い所の物を取るなどの負担がかかる作業を避けるように配慮してもらい、また出産についての悩みもいろいろと聞いてくれました。復帰予定日が近づく頃、予定通りに子どもの園が決まらずに育児休暇が延びてしまいましたが、園が決まるまで待ってくれたのもとても助かりました。いざという時にフォローしてもらえることに感謝しています。だから、同じように私もみんなのサポートをできるようにしています。今は先輩ママと子育ての相談をしながら、仕事に家庭に充実した毎日です。