2010.12.12
北海道薬科大学で行われているPOS研究会もいよいよ大詰め、本年度最終の第4回に参加してまいりました。
4回目は今までと少し形式が変わり、患者ケアプランの作成というものを行いました。
必要なデータを与えられた上で、薬物に限らず、運動療法・食事療法等を含め、その患者様に必要な治療というものを総合的に検討していくものです。
日常何気なく調剤していた処方が、薬理作用・相互作用・代謝経路等様々な面を考え選択されているのだと、改めて感じる事ができました。
また、今後はその処方が本当に適正かどうか判断できる力を身につけなければいけないとも感じてきました。
学部5年生とのディスカッションも刺激になりました。
今後は処方解析のできる優秀な薬剤師が供給されます。
彼らに淘汰されぬよう、更なる自己研鑽が不可欠だと感じました。
すみれ調剤薬局 木村 学