2011.2.1
患者様が陥っている過剰な鎮静の理解のために体験学習を行いました。
投薬時の患者様との会話の中で、「薬を飲むと頭がボッーとしています」、「ふらついてます」、「眠いです」などの副作用の話をよく聞きます。
言葉では理解しても、それが実際どういう感じなのかは想像でしかありませんでした。
今回、製薬メーカーの協力で、患者様の過剰な鎮静を擬似体験できる装置をお借りし、店舗のスタッフで体験学習を行いました。
感想としては、日常の作業(電話をかける、写真を選ぶ、図を描くなどの動作)が過剰な鎮静により、視界がゆっくり流れたり、物がぼやけて見えにくく感じる など、日常生活においてかなりの負担になっているだろうと想像できました。患者さんの訴えにある事が、薬の副作用としてどう症状に出ているのかを僅かでし たが感じることができたと考えます。
患者さんの訴えがより身近に感じられるようになりました。
次回は幻聴・幻覚などの症状を疑似体験(幻聴・幻覚など)できる装置を用いて学習を行い、更に患者さんの理解を深めていければと思っております。
(飯田店 佐藤)